サイバー大学の基幹システムを構築
システム部では、サイバー大学が独自に開発したeラーニングプラットフォームであるCloud Campusや、大学関連システムの設計から開発、運用までを担当しています。私は主にCloud Campusを担当しており、Cloud Campusを利用される大学教員や法人・機関のお客様からのご要望に応じた機能追加やモバイルアプリなどの開発に携わっています。また、並行してサーバOS・ミドルウェアのアップグレードも担当しています。システム開発は実施すべき作業や課題を「チケット」に分割し、各担当者に割り当てて管理を行うスタイルを採用しており、個々の裁量権が大きいことが特色です。
ニューノーマル時代の教育環境をけん引する
前職では自治体向けのシステム開発に携わっていました。閉じた世界で使用されるシステムの一部を担当していると、自分の業務がどのように社会に役立っているのか、いまひとつ実感できませんでした。一方、現在担当しているCloud Campusは、インターネットに繋がる環境があれば、時間や場所に縛られずに同じレベルの教育が受けられるLMS(Learning Management System)です。サイバー大学だけでなく、他の教育機関や企業にも利用されており、広く社会の人材育成支援に役立っていることを日々感じられることが私にとって大きな喜び、やりがいにつながっています。新型コロナウイルス感染症の拡大は人々の暮らしを大きく変えました。オンライン授業はもはや必須の教育インフラとなり、今後大きく発展していく分野です。また、オンラインの大学教育で培ったノウハウを法人向けのeラーニングとしても活用できるのはこの会社の大きな特長です。Cloud Campusの開発・運営を通して、ニューノーマル時代の教育環境をけん引していく。それが現在の私の使命であり、誇りです。
責任感を持って仕事に取り組める喜び
Cloud Campusはつねに進化を続けており、大学教員や企業ユーザーからの要望のもと、機能の追加や改善を行っています。システム部は、優先度の高い機能から順不同で行うアジャイル開発を採用しており、チケットと呼ばれる作業指示書をもとに、それぞれが責任を持って担当部分の開発を進めます。たとえば授業動画の倍速再生機能を追加する場合、教員へのヒアリングをもとに基本要件をまとめ、基本設計から開発、実証試験、運用までを一貫して手がけます。そのため「こうしなさい」といった指示がなく、担当する業務の目的を理解し、自分で考え行動する力が求められます。同時に、サービスを利用するユーザー視点で物事を考えてシステムを設計することも重要です。要求される水準は高いですが、責任を持って仕事に取り組むことができます。私の場合、今まで経験してこなかったことを経験し、新しい知識を得たときに面白みを感じます。サイバー大学では様々なことが経験できているので、入社してよかったと実感しています。
自分のライフスタイルに合わせた働き方
サイバー大学の大きな特色のひとつが、自由なワークスタイルです。スーパーフレックス制度やテレワークにより、自分のライフスタイルに合わせて、柔軟な働き方が可能です。特にシステム部は個々の裁量権が大きいため、最近はZoomやSlackなどのツールを活用して、ほぼリモートで開発業務をしています。サイバー大学は評価制度が整っているので、どのようなワークスタイルであっても、努力して成果を出せばキチンと評価されます。また、社風もフラットで、他部署の社員の方とも壁を感じることなく、気軽に接することができています。私にとってサイバー大学は、とても働きやすい職場です。今後の目標は、ネットワークでもアーキテクトでも良いのですが、この分野ならだれにも負けないと言えるような、専門分野に特化した人材になること。そのために今は苦手意識を持たず、さまざまなタイプの開発を経験し、広い分野の知識を身に付けることが重要だと考えています。